指導いたします
正しいウォーキング法
運動療法 四足移動(四つ這い)
適応
腰痛、顎肩部の痛み、肩こり、股関節症。
目的
各関節の潤滑の獲得
直立2足移動の一次元手前の四足移動からの立ち上げ 方法
注意点
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ハイハイ期は、人類直立までの歴史を辿る、大事な時期
腰が曲がる。それは、お年寄りや長寿の象徴のごとく言われてもいるが、だからと言て、すべての老人が腰曲がり、というわけではない。ヒトの姿勢は、一生を通じてどんな変化を遂げるのか。そして行く末の腰の曲がり具合は、どこで決まってくるのだろうか。 というわけで、カラダの成長と姿勢の話から。 生まれたばかりの新生児の脊柱は、ほぼ真っ直ぐ。数ヶ月してハイハイを始めると首の湾曲ができ、ゆるいアーチ型になる。さらに数ヶ月、おすわりをする頃になると、のちのS字カーブの原型ができてくる。 6歳までの幼児期は、まだまだ頭が重く首を傾げた、いわゆる幼児姿勢。だが、それから7歳までの1年は成長著しく、胸部の湾曲がグンと発達してくる。その後の急成長は、思春期。その時期でほぼ、キレイなS字カーブができあがる。 |
脊椎動物の特徴である脊柱。縦の補線は重心線だ。まだ立ち上がることのできない生後3ヶ月では、脊柱の大部分が重心からずれている。成長とともに、脊柱は前後にカーブし、カラダの支柱となる。 |